受験資格なしで受けられる資格一覧 | 誰でも受験できる国家資格・検定と条件付きの資格
資格試験には、年齢や学歴を問わず誰でも申し込める試験もあれば、学歴・実務経験・別の試験の合格などの条件が課される試験もあります。この記事では、当サイトが公式サイトや公式資料で確認した受験資格の記載をもとに、資格を「制限なし」「条件あり」「一次未確認」の3区分に整理しました。条件ありの資格は、確認できた文言をそのまま引用しています。
受験資格は「合格しやすさ」や「資格の価値」とは別の情報です。この記事では、あくまで申し込みの前提となる条件の整理にとどめ、優劣の評価は行っていません。
受験資格の3区分一覧
| 区分 | 資格 |
|---|---|
| 制限なし | 簿記3級、簿記2級、宅建士、行政書士、弁理士、ITパスポート、中小企業診断士(第1次試験)、司法書士 |
| 条件あり | FP3級、FP2級、社労士、司法試験 |
| 一次未確認・統一的な資格なし | 登録販売者、国内MBA(経営大学院入試) |
制限なし: 資格ごとの記載と出典
各資格の記載は次のとおりです。
| 資格 | 受験資格の記載 | 出典 |
|---|---|---|
| 簿記3級・簿記2級 | なし(学歴・年齢・国籍不問) | 大阪商工会議所 |
| 宅建士 | なし(日本国内に居住する方であれば、年齢、学歴等に関係なく、誰でも受験できます) | 不動産適正取引推進機構 |
| 行政書士 | なし(年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます) | 行政書士試験研究センター |
| 弁理士 | なし(学歴・年齢・国籍等の受験資格の制限なし) | STUDYing |
| ITパスポート | なし | IPA |
| 中小企業診断士(第1次試験) | 第1次試験の受験資格は、年齢、学歴などに制限はありません。 | 令和8年度第1次試験案内 |
| 司法書士 | 制限なし(誰でも受験可) | 法務省 |
宅建士は「日本国内に居住する方であれば」という文言が付されている点が特徴です。中小企業診断士は第1次試験についての記載であり、第2次試験は第1次試験合格者が対象という構造のみを確認しており、正確な条文は未確認です。
司法書士については、伊藤塾の明記および法務省のページに制限規定の記載がないことによる間接確認であり、法務省の一次文言は確認できていません。同様に弁理士も、出典は予備校系サイトの記載です。この2資格は、申し込み前に公式の試験案内で受験資格をご確認ください。
各資格の概要は宅建士試験の概要、行政書士試験の概要、ITパスポート試験の概要などにまとめています。
条件あり: 公式文言の引用
FP3級・FP2級
日本FP協会の記載は次のとおりです。
- FP3級: 「FP業務に従事している者、または従事しようとしている者(実質的に制限なし)」
- FP2級: 「3級合格者/FP実務2年以上/AFP認定研修修了者/旧金融渉外技能審査3級合格者のいずれか」
FP3級の「実質的に制限なし」は当サイトの整理での注記です。FP2級は、4つの条件のいずれか1つを満たす必要があります。3級と2級の違いはFP3級とFP2級の違いで解説しています。
社労士
全国社会保険労務士会連合会 試験センターの記載は「①学歴 ②実務経験 ③厚生労働大臣の認めた国家試験合格 のいずれか1つが必要」です。①〜③の具体的な要件は公式の試験案内で確認してください。試験の概要は社労士試験の概要にあります。
司法試験
法務省の資料の記載は「①法科大学院課程の修了 ②予備試験合格 ③法科大学院在学中の学長認定 のいずれか。受験期間は①②が資格取得後最初の4/1から5年」です。受験期間にも上限が設けられている点が、他の資格と異なります。試験の概要は司法試験の概要で確認できます。
一次未確認・統一的な受験資格がない資格
登録販売者
登録販売者は、当サイトのデータでは受験資格の欄を空(未確認)としています。2015年度の制度改正以降、実務経験・学歴要件は撤廃(制限なし)との情報はあるものの、一次ソースでの直接の文言確認が未実施のため、制限なしとは断定しません。出典は厚生労働省の登録販売者試験関連ページです。試験は都道府県ごとの実施のため、受験を検討する都道府県の公式発表で確認してください。
国内MBA(経営大学院入試)
国内MBAは資格試験ではなく、各大学院が個別に実施する入学試験です。出願要件は大学院ごとに異なり、統一的な受験資格は存在しません。この区分は「未確認」というより、全国共通の条件がないことによるものです。関連情報は文部科学省の専門職大学院関連ページや、国内MBA入試の概要で確認できます。
受験資格を確認するときの注意点
- 「なし」でも、宅建士の「日本国内に居住する方」のように文言に前提が付く場合がある
- 一次ソースの文言を確認できている資格と、間接確認にとどまる資格がある
- 受験資格のない試験でも、受験料は別に必要となる。金額は資格試験の受験料一覧で比較できる
- 合格率の公表値は資格試験の合格率一覧で確認できる
まとめ
当サイトのデータでは、簿記・宅建士・行政書士・弁理士・ITパスポート・中小企業診断士(第1次)・司法書士が制限なし、FP3級・FP2級・社労士・司法試験が条件ありです。登録販売者は一次ソースで未確認、国内MBAは大学院ごとに条件が異なります。
本記事の内容は各主催団体の公表時点のものであり、受験資格は改定される可能性があります。最新の条件は必ず各公式ページでご確認ください。
よくある質問
受験資格に制限がない資格には何がありますか
当サイトのデータでは、簿記3級・簿記2級、宅建士、行政書士、弁理士、ITパスポート、中小企業診断士(第1次試験)、司法書士が制限なしとして確認できています。ただし司法書士は法務省の一次文言ではなく間接確認である点に注意してください。
FP3級は誰でも受験できますか
公式の記載は「FP業務に従事している者、または従事しようとしている者」です。当サイトのデータでは実質的に制限なしと整理していますが、申し込み時の条件は日本FP協会の公式ページでご確認ください。
登録販売者の受験資格はどうなっていますか
2015年度の制度改正以降、実務経験・学歴要件は撤廃されているとの情報がありますが、本サイトでは一次ソースで直接の文言を確認できていないため、確定的な記載を見送っています。受験する都道府県の公式発表でご確認ください。
受験資格の条件は変更されることがありますか
あります。受験資格は制度改正や試験要項の改定により変わる可能性があります。本記事の内容は2026-08-09から2026-08-13にかけて確認した時点のものです。申し込み前に必ず主催団体の最新の公式情報をご確認ください。